哲学の実践を無理にでも考察するブログ

哲学素人が、読んだ哲学書について、実践を考察します。

子どもの絵にビギナーズマインドの実践を感じる

禅マインド ビギナーズ・マインド (サンガ新書) 鈴木俊隆 (著)を読んだ。

ジョブズも愛読したそうだ。

 

「Beginner's Mind」。日本語だと「初心」。

個人的には、「初心」よりも具体的で理解しやすい。

 

「Beginner's Mind」。直訳すると「初心者の心」。 

スポーツでも勉強でも、完全に初心者の時って、必死なんだよね。

自分が向いてるとか向いてないとか余計なこと考えず、とにかくやってみる。

要は、無限の可能性があるわけだ。

 

下手に経験すると、余計なこと考えてしまって、思いきれないことがあると思う。

一生懸命やればできたかもしれないのに、言い訳をつけて逃げてしまったり、変なプライドで、恥かきたくなくて、人に助けを求められなかったり、とか。

 

余計なこと考えず物事に当たる心。

筆者は、ビギナーズマインドをそのように理解している。

 

あらゆる場合に当てはまることじゃないと思うけど、ビギナーズマインドで物事に当たること、大事のことだと思うのだ。

 

でも、なかなか実践できない。

 

実践されてる一例が、子供の絵だと思う。

 

筆者は、子どもの絵が、すごく好きだ。

芸術は全然わからないけど、子どもの絵って、とにかく自由なんだよね。

自分の感じたことを、そのまま表現してるというか、すごいパッションを感じる。

書きたいんだな、書きたかったんだな、って。

変にかっこつけてない、感じたことを、まさに今ここでぶつけるというか。

 

対して、例えばインスタで、軽い気持ちで作った写真が結構いいなと思って、かっこつけて色々用意して取り直すと、いまいちになったりするんだよね。

 

仕事でも、評価とか考えて、かっこつけて仕事するより、無我夢中で当たったときの方が、いい仕事ができたという経験、ないだろうか?

 

変な先入観なしに考えた方が、 核心に迫るアイデアが浮かんだこと、ないだろうか?

いわゆる、アシタカが言う、曇りなき眼、か。

 

子どもの絵のように、自由に、情熱的に、まっすぐに。

 

自分の仕事も、そうあれたら。

 

そのように思う。